評価技術

形態観察評価

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表面・界面の形態観察

製品設計や不良解析などのためにも形態観察は重要な手段となっています。
形態観察には、走査電子顕微鏡(SEM)、透過電子顕微鏡(TEM)などの
さまざまなタイプの顕微鏡や表面形状測定器を用います。
その中から最適な手法により、目的に応じて数十cm〜数nmまでの広範囲な領域で観察します。
さらに、効果的な観察のために、前処理技術の検討も行っています。

ポリマーブレンドの断面観察

高分子分離膜の構造解析

固体表面の化学構造解析については、走査電子顕微鏡(SEM)、エネルギー分散型X線分析装置(EDX)やフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)をはじめ、走査プローブ顕微鏡(SPM)、膜表面電位計など種々の表面分析手法により多面的に解析を行い、新製品開発に貢献しています。

分子構造分析評価

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高分子材料は、さまざまな長さスケールをもつ階層構造からできています。 そのため、例えば結晶性高分子の場合、ミクロンオーダーの球晶からサブナノオーダーの結晶面間隔まで、幅広い長さスケールでの構造評価が求められます。 各種の高分子構造評価技術を組み合わせ、高分子の多様な階層構造を解析します。

高分子分離膜の構造解析

粘弾性評価

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固体・溶融状態・液体の材料に対して、弾性および粘性を同時に測定し、材料物性の力学的特性を解析する技術をレオロジーと呼びます。 温度や周波数、時間依存性などを測定することにより、その材料の弾性率、粘度、ガラス転移温度、軟化点がわかります。 レオロジー解析から耐寒性・耐熱性、配合樹脂の相溶性、粘着剤の架橋度などの多くの知見が得られ、開発する上で重要なデータとなります。
粘弾性評価粘弾性評価

熱伝導評価

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熱伝導率とは、ある物質の熱の伝えやすさを規定する物理量で、
記号および単位は、「λ(W/m・K)」がよく用いられます。
日東シンコーでは、ASTM−E1461、ASTM−E1530、DIN EN 821等、
国際標準に準拠した熱伝導率測定装置を用い、伝熱機能を持った製品の性能評価を行っております。
また、シミュレーション技術を活用し、熱伝導現象を可視化する事で、合理的な製品設計を行っています。

絶縁特性評価

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電気機器設計における電気絶縁技術はとても重要です。
異常電流の発生、機器の発火、経年による機能停止は、電気絶縁の特性・信頼性に依存することが多いです。
更に、近年は機器の小型化、高密度化、電気自動車の性能向上により、電気絶縁に求められる信頼性はより高いものが求められています。
日東シンコーでは、お客様の電気機器の絶縁設計に応じた絶縁特性評価技術を活用する事で、安心・安全に使用できる製品設計に努めております。
 
  固体絶縁力の確認 絶縁寿命の確認 絶縁欠陥の検出
破壊試験 絶縁耐力試験
トラッキング試験
V-t試験 絶縁耐力試験
非破壊試験 部分放電試験
直流吸収試験
同調式部分放電試験 真空絶縁試験

接着特性評価

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接着特性とは、一般的に接着強度(モノとモノとがくっつく力)の事を表します。
日東シンコーでは、引っ張り、曲げ、はく離などの様々な破壊モードで試験し、その結果から
接着剤の設計(化学的特性、機械的特性)し、最適な接着特性を製品をお客様に提案して
おります。
接着強度を測定する環境は低温から高温まで、お客様で使用される環境を想定した試験も可能です。

せつ断接着評価例

熱分析評価

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サンプルに熱を加え、それによる重量、寸法、熱量の変化を分析するのが熱分析です。
樹脂中の有機・無機成分の定量評価、融解温度など、熱分析によって分かることは多岐にわたります。
また、特定の条件を再現して、サンプルの耐熱性を評価することも可能です。
熱分析は、特に奥が深いと言われている分析業務です。
日東シンコーでは、DSC、TG/DTA、TMA、DMAを用いて、材料の熱的特性を評価しています。

熱分析評価

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